正しい投球フォームを身につける為に

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きむら鍼灸整骨院のサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

このページをご覧いただいている方は、以下のことでお悩みではないでしょうか?

  • 今の自分の投球フォームに不満がある
  • このまま今のフォームで投げ続けていたらいつか痛めてしまうのではないか?(指導者にフォームが悪いと指摘されたことがある)
  • 肩や肘を痛めた経験があり、このままだとまた痛めてしまうのではないかと不安がある
  • 投球フォームを改善してもっとスピードをアップさせたい…

などのお悩みがある方がほとんどだと思います。

このページでは人体の構造に基づいた肩・肘に負担がかからない投球理論と、私が20年間の経験と自分自身が痛めて改善に至った経緯を基に考察した投球理論をお話しさせていただきます。

「おっ~!なるほどね」「こんな考え方もあるんだ!」「本当に正しい理論なの⁉」いろいろな見解があるかと思いますが、もしご興味があればこのままこのページを読み進めてみてください。

何かしら新しい発見があることをお約束します。

上半身の連動性、正しい腕を振るための順番とは?

まず最初に上半身の連動性の話からさせていただきます。
投球動作はもちろん下半身も重要ですが、まずは根本的に上半身の使い方を知っていなければ投球障害を防ぐことができません。
まずは投球動作で重要な「腕を振る」という動作の順番を理解して頂き、カラダって「こういう動きをしているんだな~」を覚えて頂ければと思います。

 

ますは、投球動作で最初に行うテイクバック(始動)です。
始動ってどこから始まりますか?
はい。肩でも肘でも手首でもありません。
肋骨の下にある横隔膜という呼吸をするときに動く膜です。
この膜が動くことによって胸郭(胸椎・肋骨・胸骨・鎖骨で囲まれた籠状の部分)が動き腕が後ろに引かれます。(肩関節外転)

肩関節が動き出し腕が後ろに引かれますが、イメージ的には大きく手を横に広げた状態が肩関節の動きと理解してください。
この90度まで腕を挙上した状態から肘が曲がりはじめます。
そして肘の曲がる角度は90度までと理解してください。
90度以上肘が曲がるという事は、手が頭に近づくという事になります。
この手が頭に近づいてしまった時点で、上半身の連動性が崩れ肩や肘に負担がかかりやすくなってしまいます。

  • 肩が痛い人の画像
  • 肘に痛みがある方の画像

肘が曲がった状態で体は投球方向を向きますので、あとは腕を振るだけになります。
ここまでの順番をしっかり行うことができれば、胸郭→肩→肘→手首→指といった上半身の連動性を活かした投球フォームを身につける基礎ができるというわけです。

下半身の力を最大限に発揮するためのアーチの力

投球動作は下半身から。もう間違いありません。
人間はもともと四つ足動物から進化した生き物です。二足歩行を行うようになってから脳が発達し上半身、手の繊細な動くが可能となりました。

下半身は上半身に力を加える源になっているのです。
これは二足歩行の人間が可能にしていることで、現に哺乳類で一番長い距離を歩く・走ることができるのは人間なのです。

先ほどテイクバックは横隔膜という場所から動き出すとお話ししましたが、上半身に限って言えば横隔膜なのですが、下半身まで考えると足裏の筋肉からふくらはぎの筋肉が働きはじめ上半身へと動く力を伝えます。

そして下半身の力を最大限に活かすためにはアーチの力(土踏まず)が必要になります。このアーチ力が低下してしまうと上半身にも力を伝えずらくなってしまいます。投球時の身体を安定させ重心移動をスムーズにするためにはアーチの力が必要になります!

人体に隠された軸を知ることで投球パフォーマンスをアップする

野球で言う所の軸脚は、右投げの場合だと投げる前は後ろにある右脚。重心移動していったときにステップ脚になる左脚へとシフトしていきます。

しかし当院の考える軸は一般的な軸とは少々異なります。
人間が生まれつきに持っている遺伝性の軸になります。
この軸を意識的に使えている選手は、投球だけでなく打撃でもパフォーマンスが高いです。

軸足を見極める方法は次のようなチェック項目があります。

  1. 立ち姿からの腕に位置で判定
  2. 荷物を持つ担ぐ側からの判定
  3. 身体を押し返す事の出来る足で判定
  4. 立ち上がる足で判定
  5. 服に手を通す側、ズボンを履く足で判定
  6. 階段の昇り降りで、最初の一歩で後ろにある足で判定
  7. 運動特徴からの判定

上記のチェック項目があります。
あくまで自分でできる判定の基準ですので、参考にして軸のチェックをしてみて下さい。

有名な話ですが、野茂英雄投手が近鉄バファローズ(当時)に入団する時に、新日本製鐵堺時代に作り上げたフォーム(トルネード投法)をいじらないという条件で入団したそうです。
野茂選手は自分が右軸だという事を無意識のうちに感じ自分自身の感覚でトルネード投法を作り上げたのです。
もしこのフォームから改良さえていたならば、メジャーの両リーグでノーヒットノーランの偉業は成し遂げられなかったでしょう。

最後に

最後のまでこのページを読み進めていただきありがとうございました。

極論ですがもともと投球動作は肩・肘に負担が加わることは間違いありません。どれだけ未然に投球障害を防ぐことができるかが大切になります。

人間の体に隠された軸を知ることで、あなたの投球障害予防しパフォーマンスをアップすることも可能なのです。

軸の理論をもっと知りたい、今の投げ方やトレーニング方法に不安や不満がある方は是非当院にご相談ください。
あなたの投球パフォーマンスをアップさせることをお約束します。

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