暑くなる季節ありがちな「脱水症状」、喉が渇く前に水分補給を!

こんにちは!

この季節は気温の変化が著しい時期ですね。

このような気候で絶対に気をつけなくてはいけないのは脱水症状です。

今回は「脱水症状」についてお伝えします!

 

〇脱水症状とは

脱水症状とは、体内から体液が失われることで身体に様々な不調が出ている状態です。

体液とは体内にある液体全般です。

水分・ミネラル・タンパク質などで構成されています。

特に水分とミネラルが失われた状態が脱水症状にあたります

 

〇脱水症状の種類

脱水症状は大きく分けて3種類あります。

 

●高張性脱水

体液の濃度が濃くなっているタイプ。

簡単にいえば、体内から水分が大量に失われるタイプの脱水症状です。

代表的なのは、気温の高さや湿気により汗を大量にかいたときです。

大量に汗をかくと、そのぶん水分が体外に流出します。

一方、ミネラル類はさほど失われません。すると体液が濃くなってしまうため、身体に様々な症状があらわれます。

 

●等張性脱水

体液が減少するタイプ。なお、濃度はほとんど変化しません。

代表的な原因は下痢嘔吐です。 下痢、嘔吐が続くと、水分・ミネラルが一緒に体外へ排出されます。

体液の量が大幅に減少するため、生命維持機能に支障をきたすようになります

 

●低張性脱水

体液の濃度が薄くなるタイプ。 水よりも塩分の消失量が多いのが特徴です。

たとえば汗をかいたあと、水分だけを補給したケースが代表的です。

大量に発汗すると、水分と塩分の両方が失われます。 水だけを補給すると、体内の水分不足は解消されます。

しかし、塩分量は減ったままです。 ただでさえ、塩分が減っているところへ水だけを補給すると、塩分の濃度はますます薄まります。

結果、体液の濃度が下がるため、脱水症状に至ります

 

〇脱水の症状

初期段階では次のような症状が表れます。

頭痛

集中力の低下

日中の強い眠気

食欲不振

胃もたれ

体に力が入りにくい

足がつる

腰痛

更に、重度になると…

吐き気・嘔吐

めまい

手足のしびれ

ぐったりしている

意識の混濁・失神

 

〇脱水症状を防ぐには

 

・水分補給

脱水症状を防ぐ基本は、こまめな水分補給です。

必要な量には個人差がありますが、1日2リットル程度を目安に水をとる習慣をつけましょう。

特にスポーツ、入浴、飲酒後は体液が失われやすく、脱水を起こしやすいです。

風呂上がりにふらふらしたり、二日酔いで頭が痛く、気分が悪くなったりしている時は水分不足の可能性大です。

 

・塩分補給

水分だけでなく、塩分も一緒に補給することが重要です。

1ℓの水に対して2gの食塩を加えて、食塩水にして飲むと良いです。

手早く水分と塩分を一緒に補給できるスポーツドリンク良いのですが、糖分が過剰に含まれているため、水で半分程の濃さに薄めて飲みましょう。

また、カフェインの入ったお茶やコーヒーなどは利尿作用が強くなるので避けましょう。

脱水の症状は始めは「ちょっと体調が悪いな」と軽く考えてしてしまいやすいのも事実。

脱水とはなかなか結びつきにくいかもしれませんが、原因が分からないまま不調が続くようなら水分不足を疑いましょう。

これから夏に向けて気温が上がっていきますが、適切に水分、塩分補給を行い乗り切って行きましょう!

この記事を書いた人

木村勇介(きむらゆうすけ)

 

<経歴>

業界歴25年。整骨院2カ所、整形外科の勤務経験後雇われとして2010年にきむら鍼灸整骨院を開業。

2017年2月に独立。

2020年5月に株式会社ユースフルを設立。

2023年2月にさいたま市見沼区にユース鍼灸整骨院を開業。

 

<資格>

・柔道整復師

・鍼灸師

・日本自律神経整体協会師範

・コンケン大学人体解剖研修 修了

・マヒドン大学シリラート病院人体解剖研修 修了

きむら鍼灸接骨院

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