・歩くだけでも脚の付け根が痛い
・ダッシュやランニングが痛くてできない
・痛みで足を持ち上げたり、広げることができない
股関節痛は年齢に関係なく発症し、様々な問題を引き起こします。
股関節痛の改善のために様々なストレッチ方法が存在します。
では、股関節痛はストレッチで改善されるのでしょうか？

「股関節痛へのストレッチは効果があるのか？」

股関節痛のストレッチは効果があるのでしょうか。
答えは「良くなる人と良くならない人がいる」です！
良くなる人と良くならない人の違いについて説明していきます。
股関節を曲げ伸ばしする筋肉が傷つくなど、筋肉だけに原因がある場合はストレッチをすれば痛みは改善されるでしょう。
しかし、痛みの原因が他にあるとストレッチをしても良くならない場合があります。
股関節痛の原因として多いのは骨盤にある仙腸関節という関節です。
仙腸関節は股関節と隣接している関節で、通常はこの関節が動くことで身体に加わる負担を逃がしていますが、動きが悪くなってしまうと隣接している股関節が代償して動くことで負担が加わり痛みが出るのです。
その為、上記の様に筋肉以外の部位である関節にも原因がある場合はストレッチだけでは意味がありません。
痛みが改善されないからといって過度にストレッチをしてしまうと、逆に筋肉を傷つける結果となり、血流が悪くなって痛みを悪化させてしまう場合があります。
痛みがあるからといって、ストレッチを行えば良いという訳では無いのです！

「最後に」

上記の様に、股関節痛はストレッチで効果のある症状とない症状があり、痛みが減らないからと過度なストレッチを行うと、血行不良になり逆に悪化してしまう事もあります。
スポーツをやっている方がストレッチの過剰なやり過ぎで、逆に股関節痛を悪化させて、長期間スポーツが出来なくなってしまったケースがあるので注意が必要です。
股関節痛を早期に改善したい方は気を付けていきましょう！