川口市・東川口で根本改善なら「きむら鍼灸整骨院」

皆さん、こんにちは。

突然ですが、皆さんは「夜間低血糖」という言葉は耳にした事があるでしょうか?

意外と知られていない夜間低血糖、知らないうちに症状が出ている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、「夜間低血糖」についてご紹介します!

 

夜間低血糖とは

まず、低血糖とは血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が低くなってしまう状態の事で、健常人の空腹時でも70mg/dl以下になる事はほとんどありません。

血糖値が60~70mg/dl未満になると血糖値を上げるため、交感神経が優位になり手足の震えやめまい発汗などの交感神経症状が出てきます。

また、50~60mg/dl未満になると脳の機能が低下し、意識が無くなったりろれつが回らなくなるなど、中枢神経症状が出てきます。

この状態が続くとまれに脳の重大な後遺症が残ってしまう事があるんです。

夜間に低血糖になると、睡眠の質が下がったりなかなか寝付けなかったりと睡眠時に症状が出てきてしまう、あるいは起床時の頭痛や、倦怠感がでてきます。

この状態が夜間に起こることを夜間低血糖と言います。

これらの症状は代表例なので、もちろんこれ以外の症状も出てくることがあります。

睡眠は人が回復するうえでなくてはならないものなので、その睡眠がうまく取れないとなると疲れも残りやすく、どんどん疲労を蓄積してしまい日常生活にも支障が出てきます。

 

夜間低血糖の原因

夜間低血糖はなぜ起こってしまうのでしょうか?

原因としていくつかの事があげられます。

睡眠不足

過度な食事制限

栄養不足

不規則な生活

ストレス     など…

 

夜間低血糖は糖尿病を患っている方がなりやすいと思われがちですが、もちろん糖尿病を患っていない方でも起こりうる症状です。

普段から整った生活を意識することが大切になってきます。

 

低血糖を予防するには?

夜間低血糖は血糖値の乱高下を防ぐことで予防できます。

乱高下を防ぐ方法のひとつとして寝る前にはちみつをなめることが挙げられます。

はちみつは血糖値をゆっくり上昇させる効果があるので、寝ている間でも血糖値が下がることを防げます。

また、睡眠時低血糖が起こりやすいのは、入眠してから約3時間前後と言われているので

・夕食は炭水化物を控えめにし、血糖値の急激な上昇を防ぐ

・夕食後に食物繊維が入った野菜や果物を摂り、血糖値の急な上昇を防ぐ

・寝る前は脂質やたんぱく質を中心に少し糖分を含むものを摂る

 例 乳製品、ハニーナッツ、MCTオイルなど…

この様に普段の生活で少し工夫を加えることによって、血糖値の乱高下を防ぎ、簡単に夜間低血糖を予防することができるのです。

 

低血糖だと感じたら

低血糖の症状が出てきたら、直ちに吸収の速い糖分(ブドウ糖砂糖を多く含むジュースなど)を摂取することで、症状は改善します。

運動中や運転中の場合、一度止まってすぐに休んで安静を図りましょう。

低血糖になりやすい方は、常にブドウ糖を持ち歩いたり、枕元に置いておくのもいいかもしれませんね。

 

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