・歩行時、踵が地面に付いた時に痛みが強くなる
・足底が突っ張ている感じがする
・踵を押されると痛い
・運動をした後に痛みが強く出る
足底筋膜炎ではこの様な症状がみられる事が多くあります。
この様な症状でお困りの方は様々なインソールを試している方も多いと思います。
ですが、インソールには効果のある物と逆に症状を悪化させてしまう物があるのです!
「逆効果になってしまうインソール」
足底筋膜炎は踵に痛みが出るため、踵が柔らかくてクッション性のあるインソールを選ぶ方が多いのではないでしょうか?
実は、足底筋膜炎に対して、踵が柔らかくなっている様なインソールを使用する事は逆効果なのです!
歩行時や走る際に、地面からの衝撃を和らげる役割などをしているのが足のアーチ機能であり、この機能の維持をするのに必要なのが母趾球、小趾球、踵の3点で体を支えること。
この3点は全てに均一に体重が掛からなければならないのですが、踵にクッション性のあるインソールを使う事で、均一が崩れてしまい地面からの衝撃を逃がせなくなります。
その為、クッション性のあるインソールを使い続けると、より踵に負担が加わり、改善しないどころか、逆に悪化してしまいます。
「効果のあるインソール」
足底筋膜炎に効果のあるインソールとは?
答えは「平らなインソール」
足のアーチ機能は地面からの衝撃を減らす、人間の固有のクッションの役割をしているのですが、上記で書いた様に踵にクッション性のあるインソールを使うと体を支える3点(母趾球、小趾球、踵)に均一に体重を掛けることができず、アーチ機能が上手く使われません。
なので、平らなインソールを使用する事で体を支える3点に均一に体重を掛ける事ができ、人間の固有のクッションの役割を持つアーチ機能を上手く使う事が可能です。
その為、歩行の際などに加わる負担を分散させ、踵に加わる負担を軽減させることができるのです。