肩の痛みで投球が思うようにできない…
投球後に肩の痛みが出て次の日に残る…
肩の痛みが出るようになってから野球が楽しくない…
このような人がいると思います。
そして痛みを取るためYoutubeやネットでストレッチやセルフケアの動画を探して実践する。
果たしてこれは効果があるのでしょうか?
「野球肩はストレッチで良くなるのか?」
答えは、「良くなる痛みと良くならない痛みがある」
良くなる痛みとはご自身でセルフケアでストレッチを行うことで軽減する痛みの事。
無数にあるストレッチ動画やセルフケアのまとめから良いものを探すのは大変ですが、いろいろなものを試してみる事も良い事だと思います。
良くならない痛みとは何が起こっているのか?
野球肩の痛みは上肢の血流障害が起きて痛みが生じている場合が多くあります。
血流障害が起こってしまうと、神経や筋肉に栄養が行かなくなるためにいつも通りの筋出力が出なくなった状態で投球を行うので痛みが出てきます。
また神経は引っ張られる方向にかかる負荷に一番弱いと言われていて、ストレッチを行うことで血流障害が起こっている部が引っ張られてしまうため状態が悪化してしまうのです。
そのような野球肩の痛みはストレッチをすると逆効果になってしまいます。
野球肩の痛みを自分でストレッチで治せる場合と治らない場合の違いは中々、ご自身では判断が出来ません。
また学生スポーツで野球肩になってしまうと、3ヶ月〜半年の離脱を余儀なくされてしまいます。
ただでさえ期間の短い学生スポーツなので早期に発見、早期に治療を心掛け専門家に見てもらいましょう。