最近になってお尻から足にかけてしびれや痛みが出てきた。
病院で診てもらったら「坐骨神経痛ですね!」と診断された。
痛み止めの薬と湿布は処方されたけど、なんとか痛みを早く取りたいと思ってストレッチをしてみる。
果たして坐骨神経痛はストレッチで改善されるのでしょうか?
この記事では、坐骨神経痛にストレッチはどこまで有効なのかお伝えしていきたいと思います。
「坐骨神経痛に有効なストレッチとは?」
そもそも坐骨神経痛にストレッチは効果があるものなのか?
残念ながら、坐骨神経痛対してストレッチをしてもほとんど効果が期待できません。
しかも、ストレッチをすることでしびれや痛みの症状が悪化してしまうことさえあります。
文字通り、坐骨神経痛ですから「神経痛」という症状になります。
この「神経痛」という症状に対してはストレッチをしてはいけません。
神経痛は、なんらかの影響で神経に圧迫や牽引のストレスが加わりしびれや痛みを引き起こします。
この状況は、言わば神経に炎症が起きているということになります。
この炎症が起きている時にストレッチをすると、炎症を起こしている神経を過剰に引っ張ることになるので、しびれや痛みが強くなってしまうことがあるのです。
稀にストレッチをしてしびれや痛みが良くなったとお話しされている方もいらしゃいますが、本当に稀なケースですから、しびれや痛みを感じている方はすぐにストレッチを中止しましょう。
「最後に」
筋肉や関節の痛みなどは、ストレッチが有効である場合があります。
しかし、坐骨神経痛にいたってはストレッチは効果がありません。
インターネットやYouTubeで、「坐骨神経痛に効くストレッチ」と検索すると色々なストレッチ方法が出てきます。
しかし、これらのストレッチをしても効果はありません。
効果があるどころか、しびれや痛みを悪化させてしまいます。
まずは楽になる姿勢を探し、神経が伸長されないようにしましょう!