こんにちは！

きむら鍼灸整骨院です。

日本の夏は高温・多湿で年々気温が上昇してきていますね。

地球温暖化も進み今後夏はどうなってしまうのでしょうか…💦

そこで今回は夏に気を付けたい「熱中症」についてお話していきます。

〇熱中症とは？

高温の環境下で過ごしたり、激しい運動や労働により体温のコントロールができなくなると体に熱が込められてしまいます。

こうして起こる様々な病態を総称して「熱中症」と呼んでいます。

体温が上がり、身体の水分や塩分のバランスが崩れると脳の視床下部という体温調節を行う部位の機能が低下します。

〇熱中症の症状

熱中症の症状は3段階に分類されます。

Ⅰ度：立ち眩み・筋肉の痛み、硬直・大量の発汗

Ⅱ度：頭痛・吐き気、嘔吐・気分の不快、虚脱感・脱力感

Ⅲ度：意識障害・熱痙攣・手足の運動障害・高体温

上記が分類になります。そしてそれぞれに処置の違いが生まれてきます。

Ⅰ度：現場での応急処置の対応で可能な軽傷

Ⅱ度：病院への搬送を必要とする中等度

Ⅲ度：入院して集中治療が必要性のある重症

となります。

〇熱中症の予防対策

熱中症は予防が一番大切です。まずはならないことを意識しましょう！

①暑さを避ける・エアコンを使う(就寝時も使う)

②水分補給・ミネラル補給

・水分は体重1キロあたり30ｍL取る

・スポーツドリンクを水で薄めて飲む

・梅干し、塩分タブレット、経口補水液も活用する

③スポーツ時や炎天下ではマスクを無理してつけない

現在では大分減ってきましたがコロナの余韻でずっとマスクをつけている方がいらっしゃいます。

外ではなるべく無理してつけない。時には暑さを避けることを優先する。

〇おすすめの熱中症対策

熱中症を予防するには体温が上がりすぎないようにコントロールする必要があります。

そこでおすすめなのは「手のひらを冷やす」という方法です！

手のひらには”動静脈吻合”(どうじょうみゃくふんごう/AVA)と呼ばれる血管があります。

暑ければ血管を開き寒ければ閉じることで深部体温をコントロールしています。

そのためスポーツなどで暑さを感じた場合手のひらを水につけるなどして、冷やし深部体温を下げることが、熱中症の予防・対策につながります。

屋外であれば冷たい飲み物等のボトルを握る、なんかも効果的ですね。

脇や首を冷やすことも効果的ですが、外出先でなかなか難しいときなんかはいいと思います！

〇最後に

今回は「熱中症」についてのお話でした！

暑さには十分気を付けてお過ごしください。

ぜひ家族やチームメイトなんかとお試しくださいね。