川口市・東川口で根本改善なら「きむら鍼灸整骨院」

腰椎分離症腰椎分離症とは、腰椎の椎弓を構成する上・下関節突起の間の連続性が断たれた状態を言います。
成長期に過度な運動を行うことで、腰椎に屈曲・伸展の負荷が繰り返し加わり、ストレスに耐えきれなくなると骨折するストレス骨折(疲労骨折)です。

分離症は、初期、進行期、終末期に別れていて、終末期では椎体と椎弓の安定性が失われ、椎体が前方に滑り、分離すべり症となることがあります。
初期の症状は、スポーツ活動中や活動後に腰部に痛みを訴えることがほとんどで、腰を反らせた時に腰と骨盤の境目に疼痛が強く現れます。
また患部に限局した圧痛が見られることが多くあります。まれに下肢にもシビレや痛みが出現することもあり、長時間立っていたり座っていたり(学生は授業中に座っていることが辛くなる)すると症状が増悪します。
歩行時に痛みが出ることもあり、スポーツ活動後は歩行時の痛みが強くなることが多く、安静時にも疼痛を伴うこともあります。

「腰椎分離症の人がやってはいけないこと、避けるべき行動とは」
腰椎分離症の方がやってはいけないこと
1、腰を反らす動作を控える
2、体幹をひねるストレッチをしない
3、長時間同じ姿勢をとらない(座位や立位)

腰椎分離症の初期は、分離した椎弓部にストレスが加わることは避けましょう。
腰椎の下部は、椎骨の中でも可動性が高いと言われています。
腰を反らせたり、ひねったりする動作をすることにより、分離している箇所にストレスが加わります。

また、同じ姿勢をとり続けることでも負担が強くなります。
同じ圧力が骨折部に加わり続けるため、同じ姿勢が長くなれば長くなるほど痛みが増悪することが多いです。
学校生活で体育座りをすることがあると思いますが、体育座りは不良姿勢になりやすく、腰椎分離症を悪化させる要因になります。
まだ胡座や横座りを交互に繰り返していた方がましです。
座る姿勢は、腰椎にストレスが加わりやすい姿勢ですから、こまめに体勢を変えていきましょう。

基本的な部分にはなってしまいますが、重い荷物を持ち上げたり、学生さんは重いリュックを背負うことは負荷が加わるので控えましょう。

「腰椎分離症の方におすすめの過ごし方」
また、睡眠をしっかり取ることと、食事でタンパク質を摂取する事は、治癒を早めるだけでなく再発予防にも重要です。
睡眠を取ることで体が回復しやすい状態にする。タンパク質を摂取することで、体の土台である骨を丈夫にする。
睡眠は最低7時間。
タンパク質は、食事だけ意識するのではなく、プロテインやアミノ酸を摂取するように心がけて下さい。

「自分自身で解決しようとすることで悪化することも。早めに病院に相談することもおすすめ」
小学校中・高学年から高校生くらいまでで、スポーツ活動を盛んに行なっていて、いきなり腰に強い痛みが出た場合は、腰椎分離症を疑ってもいいと思います。
この時に、「まあ大丈夫だろう」と自分で湿布を貼ってみたり、ストレッチをして改善しようとしても効果が得られないことがほとんどです。

痛みを我慢してスポーツを続けていると、分離した箇所にストレスが加わり続けるので、腰椎分離症が発見された段階で、骨癒合が不可能になってしまう場合もあります。
初期の段階で発見されれば、1〜2週間もあればほぼ痛むことはありませんし、分離した箇所が完治する確率も高くなります。
自分でどうにかしようとせずに、まずは専門医に診断してもらいましょう。

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