膝の痛みが緩和してきたら、病院でリハビリを行う方は多いと思います。
または、自宅でトレーニングをして改善しようとする方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、膝の痛みの再発予防に効果的なトレーニング方法をお伝えしていきたいと思います。
効果的なトレーニング3選
半月板損傷後の膝の痛みに効果的なトレーニングを3つお伝えしていきます。
一つ目は、ハムストリングスのトレーニングです。
ハムストリングスは、半月板を誘導(膝の曲げ伸ばし)する時に働くとても大切な筋肉です。
ハムストリングスのトレーニングはレッグカールが一般的ですが、ここではノルディックハムストリングスをオススメします。
筋肉には、エキセントリック収縮とコンセントリック収縮があり、ノルディックハムストリングスは、エキセントリック収縮させるトレーニングになります。
2つ目は、腹筋運動です。
腹筋運動は、プランク等の体幹トレーニングをすることが一般的になっていますが、仰向けに寝て膝を曲げて腹筋運動を行います。
体幹を屈曲させるトレーニングをアウフバウトレーニングと言いますが、この運動を行うことで、脊柱(背骨)を動かすことができます。
脊柱がしっかり可動すると体の負担を受け流してくれるので、膝の痛みの再発予防に効果的です。
3つ目は、大殿筋トレーニングです
大殿筋を鍛えることで、歩行やスポーツ時のニーイン(膝が内側に入る動き)を防ぐことができます。
大殿筋は人体でもっとも大きい筋肉です。
大殿筋をトレーニングすることによって痛みの予防になりますし、スポーツのパフォーマンスアップも可能になります。
大殿筋のトレーニングは、シングルレッグヒップアップが効果的です。
このトレーニング物足りなくなってきたら、片足立ちでスクワットをしてもいいでしょう。
最後に
ここまで、再発予防そしてパフォーマンスアップのためのトレーニング方法をお伝えしてきました。
もしかしたら、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は鍛えなくていいの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、お伝えしたトレーニングを継続して行えばしっかり回復しますし、再発も防ぐことができます。
リハビリやトレーニングは地味ですが、継続することでしっかり結果として現れます。
まずはこの3種類のトレーニングを継続して行なってみて下さいね。
この記事を書いた人
木村勇介(きむらゆうすけ)
<経歴>
業界歴25年。整骨院2カ所、整形外科の勤務経験後雇われとして2010年にきむら鍼灸整骨院を開業。
2017年2月に独立。
2020年5月に株式会社ユースフルを設立。
2023年2月にさいたま市見沼区にユース鍼灸整骨院を開業。
<資格>
・柔道整復師
・鍼灸師
・日本自律神経整体協会師範
・コンケン大学人体解剖研修 修了
・マヒドン大学シリラート病院人体解剖研修 修了
お電話ありがとうございます、
きむら鍼灸整骨院でございます。