股関節痛は足の付け根が痛くなり、大腿の内側などの股関節の周りの筋肉が硬くなっている場合が多く見られます。

その様に筋肉が硬くなっている方は、セルフケアとしてマッサージやストレッチを行っていることも多いのではないでしょうか？

今回は股関節痛に対してどのようなマッサージが効果的かを説明していきます。

「股関節に効果的なマッサージは？」
マッサージには様々な方法があります。
では、果たしてどのような方法が効果的なのでしょうか？
実はマッサージの仕方によっては、改善しないだけでなく、症状を悪化させてしまい逆効果になる事があります。
股関節にマッサージを行う際、股関節周辺の硬い筋肉を揉んで柔らかくしようと考える方が多いと思います。
しかし、硬い筋肉は弱っている部位を守るために硬くなっている事が多く、痛いと感じる強さで揉んでしまうと、かえって筋繊維を傷つけてしまい、痛みの悪化に繋がってしまうのです。
したがって、股関節をマッサージをする際は、硬い筋肉を揉むのではなく、硬い部位以外も含めて、足全体を優しくさすってあげる方法が効果的です。
さする程度であれば筋繊維を傷つけるリスクも少なく、血液の循環も良くする事ができます。
また、優しくさすってあげることにより皮膚の感覚する神経が活性化されるため、股関節を上手く使えるようになるのです。

「最後に」
マッサージを行う際の注意点として、上記のような優しくさするマッサージであっても、やり過ぎは禁物。
マッサージのやり過ぎで、筋肉を柔らかくし過ぎてしまうと、筋肉がうまく緊張しなくなり、本来使えるはずの機能が使えなくなってしまうのです。
したがって、股関節にマッサージを行う際は、適切な方法で、心地よい範囲を心がけて行っていきましょう！