坐骨神経痛の方が思いつくセルフケアとして温めることは一般的かと思われます。
しかし、坐骨神経痛はそもそも温めていい症状なのでしょうか?
この記事では、坐骨神経痛に対して温める対処の有効性と痛みやしびれの程度に対して正しい対処法をお伝えしていきたいと思います。
「そもそも坐骨神経痛は温めていいの?」
坐骨神経痛は温めていいのか?
何も考えずにとりあえず温めれば効果がありそうかな?と思って対処している方は多いと思います。
基本的には、体の免疫力を高めるために温める行為は問題ないと思います。
ただ、坐骨神経痛という症状を患った状態ですとこの限りではありません。
痛みやシビレで歩くことも辛い場合や、じっとしていても痛みやシビレが緩和されない場合は温める行為はNGとなります。
なぜでしょうか・・・?
日常生活にも支障が出るほどの神経痛は、神経に炎症が起きている状態ですので、温めてしまうとより炎症症状が強くなってしまいます。
入浴で温めることや温湿布を貼るなどの対処はしないほうが適切です。
「では何をすればいいのか?」
神経痛は、神経が圧迫または伸長されて痛みやシビレを感じます。
何をしていても辛い状況になってしまうと、セルフケアではどうにもできないので専門機関で診てもらう必要があります。
もし安静にしていて痛みが緩和する姿勢があるようなら、その姿勢を長くとるようにして下さい。
歩行や安静時の痛みやシビレが緩和されれば、温めることによって更に症状は緩和される可能性があります。
ご自身の痛みやシビレの程度によって、温める判断をしたいですね。