皆さんこんにちは!
新年あけましておめでとうございます🙇🏻
本年もきむら鍼灸整骨院グループをよろしくお願いいたします。
本日の題材は、「オステオパシー」
当院が行なっている施術の歴史や考え方についてお話ししていこうと思います。
何だか読みづらいし、インチキの香りが…いえいえ、そんなことはありません。
按摩やマッサージ、指圧といった日常で良く目にする治療法の大元になっているもの、
それが「オステオパシー」なのです!
名前を初めて聞いた方も多いのではないのでしょうか。
アメリカでは医師資格と同じレベルである程のすごいものなのに
日本では知っている人が少ないんです。
今日は少しでも知識が深まるように
オステオパシーについてお伝えしていきたいと思います!
◯オステオパシーの歴史
場所はアメリカ、今から約130年前、ひとりの医者がおりました。
名はA.T.スティル。
ある時、3人の娘をウイルス性の病気で亡くします。
自らの専門だった感染症で、尊い娘達を失ってしまったのです…
大きな絶望に暮れたA.T.スティルは西洋医学の限界を感じ、
新たな治療法を探して奮起するのでした…
これが、オステオパシーが誕生するきっかけとなったのです。
A.T.スティルは、一から人体を学び直し長い研究と解剖の末、
遂に「オステオパシー」を大成するに至りました!
その中で、ヒトを診るとはどういうことか、様々な「哲学」を数多く遺しました。
しかし治すための「技術」は明確に遺しておりませんでした…A.T.スティル、凡ミス!笑
ここで登場、スティルの一番弟子、リトル・ジョン!
めちゃくちゃ頭の良かった彼が、オステオパシーを深く理解し
「技術」を全てまとめてくれました。
それがきむら鍼灸院整骨院でも行なっている「ルーティーン」と呼ばれる手技なのです!
よってオステオパシーとは
- 200年以上もの長い歴史がある
- 解剖学医が作った治療法
- オステが生まれたアメリカでは医師と同資格の資格として扱われる
◯オステオパシーとは何か
オステオパシーの本質は、身体を「生理学的」に診てゆき
全体を整えることによりヒトが本来持つ機能を取り戻していくことにあります。
人間が本来持つ回復力というものをフューチャーし
それを阻害しているものを調整して行きます。
自分の小さかった時を思い出してみてください。
少し膝が痛いなと思っても寝て起きればその痛みは無くなってましたよね?
これが人間が本来持つ回復力なのです!
その回復力を蘇らせて挙げているのが私たちのやっている手技治療です。
一般的な整形外科や整骨院さんが扱う西洋医学の考え方は
痛い=その部位に何か変異が起こっている
と考えるためそこの部位のみの治療や薬での処方で終わってしまいます。
肩が痛いから肩が原因、脚が痺れるのは脚が原因、だからそこだけを治療する…
では、その場で痛みが無くなったとしても、
いずれはまた同じ痛みを繰り返すことになってしまいます。
そのような経験がある方も多いのではないでしょうか。
また、人というのは全く同じ人はいないのです。
性別・職業・普段食べているもの・飲んでいるもの・嗜好品・今までおかれてきた環境
少し挙げただけでも自分と全くおんなじ人はいると思えますか?
そこで私たちは深く解剖学と生理学を理解し、
その人その人にあった治療を行なっていくことが大切な事であると言えます。
きむら鍼灸整骨院グループでは、治療で「オステオパシー」を行なっております。
また本当に悪いところを見つけそこに対して治療を行うため
一人ひとりのオーダーメイド治療を行います。
今日この記事をお読みになり少しでも知識がある状態であれば
施術を受けるのが少し楽しくなるやもしれませんね!
今日は「オステオパシー」のお話でした。
最後までご高覧いただきありがとうございました。