人間のもつ「記憶」について

記憶とは?記憶の分類

記憶とは「ものごとを忘れずに覚えていること。また覚えておくこと」と記されています。

心理学的には、「過去の経験の内容を保持し、後でそれを思い出すこと。」とも書かれているため、生命体として全部の生物が持っているものです。

 

記憶は

感覚記憶・短期記憶・長期記憶

の3つに大きく分類され、自伝的記憶、展望的記憶という概念を提唱する学者もいるのです。

大脳辺縁系の海馬と言う部分で記憶が作られます。

感覚記憶とは外部からの刺激を与えた時に起こり。最大で1〜2秒ほどの短い記憶です。

長期記憶と短期記憶の違い

「短期記憶」は、数分間だけ保持される記憶です。

それに対して「長期記憶」は数日から数十年にもわたって、脳内に情報をためておくことができます。

また、両者は保持期間だけではなく、容量にも大きな差があります。

「長期記憶」の容量は、ほとんど無限だと考えてかまいません。

私たちは非常にたくさんの情報を、長期記憶として脳に蓄えることができます。

しかし「短期記憶」の容量には限度があります。

それでは短期記憶を長期記憶に変換することはできるのでしょうか?

変換する方法は復習の繰り返し。

 

それはベストなタイミングで復習することを繰り返し行うことです。

それも1回や2回の復習ではなく、何十回、何百回と復習することです。

そうすることで、忘却するスピードはドンドン遅くなり、最終的には無限に保存でき、かつ忘れない長期記憶に移行できます。

私たち人間は、長期記憶のピークになる時間帯は昼の前半(午前中)と言われているため、勉強は午前中にするのが良いですね。

エビングハウスの忘却曲線とは?

エビングハウスの忘却曲線とは、特に中期記憶(長期記憶)に対する時間の経過と記憶の関係を表した曲線のことをいいます。

人の記憶は時間が経つほど忘れてしまうものです。

「1日後には74%・1週間後には77%・1ヶ月後には79%」のことを忘れてしまいます。

ですので覚えたいものをやった1時間後に復習を行い、1日後にまた復習を…といった形で継続的に毎日行うことが大切です。

またスポーツのフォームに関しても、良いフォームを覚えるのにも使えそうですね!

上記の画像は記憶定着にかなり役立つと思いますので、参考にしてみてください。

最後に

本日は記憶について話していきましたが、この話は学生だけでなくビジネスや大人の方々にもかなり面白い話になったのではないかと思います。

脳の記憶はこれが基礎的なことになりますが、スポーツにおいて体が覚えるということはさらに反復を行うことでできると、実体験からも感じます。

なのでこの話をどこかで生かしてもらえるといいなと思います!

きむら鍼灸接骨院

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