こんにちは。きむら鍼灸整骨院です!!
皆さんは「夏バテ」という言葉はご存知でしょうか?
一般的に『暑さにより体力を消耗し、食欲が落ちてぐったりする状態』を言います。
こちらを想像する方が多いでしょう...
しかし最近では、低すぎる冷房設定や冷たい食べ物が理由の「夏バテ」がむしろ多いんです!
本日は「現代の夏バテ」についてのお話しです。
●キンキンの冷房による夏バテ
人間には「暑熱順化」という機能が備わっています。
3月から徐々に気温が上がっていくにつれ、自律神経系や内分泌系が変化し、
身体が暑さに慣れていきます。
暑熱順化すると低い温度でも汗をかいて熱を逃しやすくなり、
熱中症になりにくくなります!
しかし今は「異常気象」が多い!
暑熱順化をする暇も無く猛暑になり、家やオフィスは冷蔵庫に...。
自律神経は大いに乱れ、身体はキンキンに冷え切り、
血流がどんどん悪くなってしまいます。
●冷たい食事による夏バテ
キンキンに冷えた泡付きの黄色い炭酸、フッワフッワのあま〜いカキ氷…
夏になると見かける事が多くなる、冷たい食べ物。
そんなモノばかり飲み食いしていると…胃腸に大ダメージが!
胃腸が適正に働く事が出来る温度は37℃〜38℃と言われています。
カキ氷とかビールって何℃でしょうか...
胃腸の機能が低下すると、胃液の分泌が低下し消化がうまく出来なくなります。
消化不良でムカムカするだけで無く、食欲も失せ、
結果的にエネルギー不足で疲労が溜まりやすくなってしまいます。最悪の連鎖!
要するに、「暑さ」ではなく「冷え」による夏バテが多くなっているんです。
とにかく冷やさない事が大切!
●夏バテから嫌われる身体を作るために、以下のことに気を付けましょう
①冷房がきいている部屋では長袖・ブランケットを使用しましょう。
特に足元は長めの靴下を履いて絶対に冷やさないように!
女の人は腹巻きもオススメです。
②湯船にしっかり浸かりましょう。 自分の身体を触ってみてください。案外冷えています…
38℃くらいの湯に10分から30分程浸かりましょう。
副交感神経が優位になりリラックス効果も見込めます。
③温かいものを摂りましょう。
食欲がない時こそ、温かい味噌汁やスープを飲んでみてください。
胃が温まれば食欲もゆっくりと戻ってきます。
④水分補給をする時は氷を入れないようにしましょう。
キンキンに冷えた飲み物は美味しいんですが...なるべく控えましょう。
内臓が冷えてしまいます。可能な方は常温やホットで🍴
この異常気象の夏を乗り越えましょう!
夏はまだまだこれからですよ!
お電話ありがとうございます、
きむら鍼灸整骨院でございます。